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彼岸花 (映画) : ミニ英和和英辞書
彼岸花 (映画)[ひがんばな]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かれ]
 【名詞】 1. he 2. boyfriend 
彼岸 : [ひがん]
 【名詞】 1. equinoctial week (when Buddhist services are held) 
彼岸花 : [ひがんばな]
 (n) cluster amaryllis
: [きし]
 【名詞】 1. bank 2. coast 3. shore 
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 
映画 : [えいが]
 【名詞】 1. movie 2. film 
: [かく, が]
 【名詞】 1. stroke 

彼岸花 (映画) : ウィキペディア日本語版
彼岸花 (映画)[ひがんばな]

彼岸花』(ひがんばな)は、小津安二郎監督による1958年製作・公開の日本映画である。小津の監督作品としては初のカラー映画松竹大船撮影所製作、松竹配給。日本では同年9月7日に公開された。
== 解説 ==
太平洋戦争後、鎌倉に暮らし、作家の里見弴と親しくしていた小津が、里見の原作をもとに野田高梧と共同でシナリオ化した作品であり、2年後の『秋日和』もこの方式で作られることになる。松竹の監督だった小津がライバル会社大映のスター女優・山本富士子を招いて撮った作品であり、そのお返しとして翌年、小津は大映で『浮草』を監督することになる。山本以外にも有馬稲子久我美子という当時の人気女優たちが競演して小津初のカラー作品を華やかなものにしている。
初めてのカラーとなった本作を製作するにあたり、小津は西ドイツ(現ドイツ)のアグフア(現在のアグフア・ゲバルト)社のカラーフィルムを選んだ。当時の映画用カラーフィルムは実質的な選択肢として、アメリカのコダック、西ドイツのアグフア、日本の富士フイルムの3つがあったが、その中で小津がアグフアを選んだ理由は赤の発色の良さであり、かねてから小津のためのカラーフィルム選定をしていたカメラマンの厚田雄春がドイツ映画『』(監督、1957年)を見ての色の良さを気に入り、小津も同感して決めた〔厚田雄春蓮實重彦『小津安二郎物語』、筑摩書房、p.260〕。作品中でも小道具としてさりげなく赤いやかんが用いられている。また、料亭の場面などで使われた器や茶碗、装飾品類はすべて本物の書画骨董であり、総額は2,000万円にも上った〔。
佐分利信中村伸郎北竜二が演じる旧友三人組は『秋日和』でも形を変えて再登場することになる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「彼岸花 (映画)」の詳細全文を読む




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